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今回、注目したニュースはこちらです。
高級ホテル「泊まる」から
「住む」へ 分譲・賃貸物件も」という話題です。
ホテルの使われ方が「泊まる」だけでなく、
「住む」「働く」などへシフトし、
そして「売れて」います。
「高級ホテルに住む」が売れているポイントの1つは
「自宅でホテルのサービスが楽しめる」
という付加価値だそうです。
自社の商品サービスを
別の商品やサービスと組み合わせたり
転換したりすることで付加価値を生み、
新たな消費マーケットを創出しています。
一方、アパレル企業のS社は、
高級ブランドの販売不振などを理由に
営業損益は約90億円の赤字だそうです。
商品は異なりますが、
いずれも同じ高級というブランドです。
しかし、プラスαで違いが出るように感じます。
僭越ですが、当社クライアントに関する、
事例をご紹介させていただきます。
クライアントX社は以前、
付加価値=高級という考え方をしていました。
そこで、付加価値は単に高級ということだけではなく、
「顧客満足度・不の解消・戦う場所を変える」という
3つのキーワードで考えてみませんか?と提案しました。
※X社には、
この3つのキーワードが適切と考えて提案しましたので、
他社に当てはまるとは限りません。
その後X社の皆さんは、
新たな商品サービスを開発、リリースしました。
(X社の皆さんには尊敬の念にたえません)
その商品サービスは、
コロナ禍であっても売上拡大を続け、
X社のなかで一つの柱となりつつあります。
なんとなく仕事が習慣化していたり
前例や過去を踏襲していると、
付加価値=高級のような思考停止になることもあります。
もし、新規事業について、
・新規事業の良いアイディアが出てこない
・新規事業を始めてもうまくいかない
というような課題があるとすれば、
経営者も含めた社内全体が
思考停止になっている可能性が考えられます。
NHKの番組キャラクターではありませんが、
「ボーっと仕事してんじゃねーよ!」と
叱られないようにしましょう(^^)
次回もお楽しみに!