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今回、注目したニュースはこちらです。
「大手光学機器メーカーN社がカメラボディの国内生産、70年の歴史に幕」
概要は以下のような感じです。
・フィルムカメラの名機から、プロ向け一眼レフカメラまで70年国内生産してきた
・スマホ普及でカメラ離れが進み、生産台数が減っていた
・ライバルC社は国内生産を継続中
今回は、もう一つニュースを紹介します。
「C社の新製品カメラが好調、退潮のデジカメ市場に一石」
こちらの概要は、
・クラウドファウンディングで先行発売したカメラが人気
・デジカメ市場は10年で90%減少し、10分の1に
・新製品のカメラが人気でも、その売上実績は経営計画のごくわずかでしかない
ここで気になったポイントは
カメラ市場の大きな変化の波です。
フィルム → デジカメ → スマホ
フィルムが広く使われた長い期間に比べて、
デジカメはとても短い期間でした。
また、SNSやリモートワークが当たり前の世の中で
今後、スマホとカメラは
切っても切れない関係のように感じ、
デジカメよりも長い期間、広く使われるように思います。
一方で、縮小するデジカメ市場で、
C社は新製品を出し、
国内工場の稼働を継続して、
市場シェアを拡大しています。
今後の計画として、
C社は新製品のデジカメを足掛かりに
データやサービスなどの分野で
新規事業の拡大を目指すそうです。
そして、ある意味で
「他の人がやらないことをやる」という
C社の差別化戦略でもあると感じました。
日本を代表する超一流企業のC社から
変化の波を乗り越えていくヒントとして
「3つのキーワード」を
もらったように感じます。
「市場シェア・次のターゲット・差別化」
ついついDXやITなどの他の新しいキーワードに意識が集中しがちで、
これらのキーワードに関心を向けることを疎かにしがちです。
肝に銘じておきたいですね。
また、冷静な判断とともに
熱い気概も持っていきたいですね!